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タミフル服用患者の異常行動について

薬と水のグラスを持っている人

インフルエンザに感染すると、ほとんどの場合タミフルが処方されることが多いでしょう。
タミフルの正しい用量は1回75mgを1日2回、5日間服用します、インフルエンザだと診断されてから48時間以内に服用することでインフルエンザウイルスの増殖を抑制する作用があります。
しかし、一時期タミフルの服用によって異常行動が起こるということが話題になり、特に15歳以下の子供に多く、窓から飛び降りるなどして事故死した症例もいくつかあり、使用が控えられていました。
実は、タミフルの服用に異常行動は関係があっても服用自体が異常行動を引き起こす原因というわけではないのです。
人は、高熱状態が続くと脳が正常の働かない場合があり、人によっては幻覚を見たり突然おかしなことを言って笑いだしたりするなどのおかしな行動を起こすことがあります。
それは、熱性せんもう症と呼ばれていて、インフルエンザに感染した場合もほとんどの人が38度を超す高熱が何日も続くことがあり、特にまだ成長途中の子供の場合はその症状が顕著に出ることが多いとされています。
そこに、タミフルの服用により体の症状が治まることによって、本来なら高熱で動かすことが不自由な手足が自由に動かせるようになるために、自分の幻覚通りに動こうとして窓から飛び降りたり突然走り出したりすることが考えられます。
そして、最近では高層建築の普及により高層マンションに住む人が増えたこともあって、タミフルが販売された当初よりも住んでいる建物が高くなったことにより窓から飛び降りしてしまうリスクなども増えたことが要因となるではと思われます。
やはり、子供がインフルエンザで苦しんでいたら親としては何とか楽にしてあげたいと思い医療機関に足を運ぶこととなるのですが、服用させたことだけに安心せずに服用後24時間はしっかりと注意して見守ってあげることが、異常行動による死亡事故を起こさないために大切なこととなってくるのではないでしょうか。